注意点もあるがセキュリティエンジニアもリモートワークはできる

重要な仕事を担うセキュリティエンジニアはリモートワークが可能なのか

リモートワークをする方法

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セキュリティエンジニアはリモートワークができる?

セキュリティエンジニアはリモートワークが可能なのか

ウイルスや外部からの攻撃から企業の重要な情報を守るセキュリティエンジニアは「セキュリティ上の問題点の発見と対策の提案」、「設計」、「実装」、「テスト」、「運用・保守」が主な仕事です。また、クライアントとの密なコミュニケーションも必要なため、現場で働くのが基本でした。しかし、コロナウイルスによる世界情勢の変動によって、多くのIT企業がリモートワークを導入するようになり、リモートワークで働くエンジニアも増えました。これはセキュリティエンジニアも同様です。
クラウド型業務が増え始め、チャットツールや業務管理ツールが普及したことで、以前よりもリモートワークが容易になったのです。この動きは現在も続いており、将来的にはリモートワークが中心になる可能性があります。

注意点もある

セキュリティエンジニアはリモートワークも可能ですが、リモートワークは従来の働き方とは異なるため、その違いに戸惑うこともあるかもしれません。ここでは、セキュリティエンジニアとしてリモートワークの仕事・プロジェクトに参加する際の注意点を紹介します。
リモートワークの場合、セキュリティエンジニアの評価基準は基本的に成果物のみです。いくら長時間作業しても成果物に不備があったり、求められているものと違っていたりすると、評価は下がってしまうでしょう。なぜなら、リモートワークでは仕事ぶりを直接確認してもらうことができないため、どうしても成果物の完成度が優先されてしまうからです。そのため、「どれだけ時間をかけたか」よりも「どれだけ成果を出せたのか」を意識することが大切です。
また、リモートワークの場合、仕事とプライベートの時間を分けることが難しく、長時間労働になることも珍しくありません。その結果、労働単価が想定よりも低くなることもあります。また、長時間労働が続くと、生活リズムの乱れから体調不良を引き起こし、生産性が低下する恐れもあります。リモートワークで働く際には労働時間を適切に管理し、メリハリのある働き方を意識しましょう。

情報漏えいにも注意

重要なデータを扱うこともあるので、情報が漏えいしないように、自身のセキュリティ環境を万全にしておく必要があります。ウイルス対策やパスワード管理の徹底など、情報漏えいを起こさないように注意しましょう。また、パソコンの紛失や作業中の画面を覗かれるなど、物理的な理由で情報が漏えいすることもあります。リモートワークを行う際は作業環境にも十分注意することを習慣づけてください。

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