どのようなスキルがフリーランスのセキュリティエンジニアに必要なのか

重要な仕事を担うセキュリティエンジニアはリモートワークが可能なのか

リモートワークをする方法

リモートワークをする方法

フリーランスに求められるスキルと資格

多分野の知識が求められる

まずは、セキュリティやITに関する幅広い知識とスキルです。特に、ネットワークセキュリティやウェブアプリケーションセキュリティ、暗号技術など、セキュリティに関する技術的な知識は必要不可欠です。また、セキュリティツールやセキュリティプロトコルについても理解しておかなければなりません。
さらに、OSやネットワーク構成、サーバー構成など、システムやネットワークに関する基礎的な知識も必須ですし、セキュリティ対策を実施するためには、システムやネットワークの仕組みを理解しておく必要があります。

コミュニケーションスキルも必要

スムーズに仕事を進めるためにはプロジェクトチームやクライアントとの円滑なコミュニケーションが不可欠です。要件のヒアリングや提案内容の説明、報告書の作成など、コミュニケーションを必要とする場面も少なくありません。明確かつ効果的にコミュニケーションが取れるようにしておきましょう。

法律関連の知識も身につけておこう

プライバシー法や個人情報保護法など、セキュリティ関連の知識を常にアップデートしておく必要があります。企業が法令を遵守し、コンプライアンスを守るようサポートするのもセキュリティエンジニアの役割です。

セキュリティエンジニアにおすすめの4つの資格

フリーランスとして働く場合、会社員に比べると安定性に不安があります。しかし、資格を持っていると知識やスキルがあることの証明になり、年収アップにもつながるため、取得しておいたほうがいいでしょう。ここではフリーランスのセキュリティエンジニアにおすすめしたい資格を4つ紹介します。
1つ目は「情報セキュリティマネジメント」です。これは情報セキュリティのプロフェッショナルを認定するための試験で、レベルはITパスポートの1つ上です。試験では、情報セキュリティマネジメントに関する基本的な知識と、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の導入・運用に関する具体的な問題が出題されます。
2つ目は「情報処理安全確保支援士試験」です。これは情報処理分野における情報セキュリティの専門知識と実務経験を評価する資格試験で、情報セキュリティに関する基本的な知識や技術、セキュリティ対策の実務経験などが出題されます。
3つ目は「シスコ技術者認定」です。これはシスコシステムズが提供するネットワーキングおよびIT関連の技術者を対象とした資格認定プログラムで、ネットワーク関連の技術やプロトコル、設計、セキュリティ、トラブルシューティングなどの分野から出題されます。
シスコ技術者認定についてさらに詳しく知りたいのなら、以下のサイトを参考にしてください。

4つ目は「CompTIA Security+」です。これは、セキュリティに関する基本的な知識と技術を認定するもので、ネットワークセキュリティや暗号化、セキュリティポリシーなどが対象です。この資格を持っていれば、セキュリティエンジニアに必要な知識とスキルを持っていることが証明できるので、求人市場でも高く評価されます。

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